縁結び神社研究会 〜恋愛成就・安産祈願〜  
 
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縁結び寺社コラム

第3回 ペアお守りの効能

 二体一組で、男性・女性が一つずつ持つお守りがあります。これは意外に多くあるお守りですが、縁結びのお守りを分け合って持つことができる仲なら、初めからすでに恋人同士か、ほとんどそれに近い状態と言える間柄でしょう。

 恋人がいない方は片方だけ身に着けて、もう一方は神棚などに上げておくと良いと言われますが、正直それは寂しい気がしないでもありません。ただ、あえてハングリー精神を養って、恋に積極的になろうと考えられる方なら、うってつけですが。

 しかし、やはりこのタイプはお互いの仲を深め合う、今ある縁の結びを強めるためのお守りだという気はします。

 人は同じものを共有すると、信頼感が高まると言われています。例えばスポーツで同じユニフォームに袖を通すと、それだけで仲間意識は強く芽生えますし、お祭りなどでイベントスタッフが同色の小さなリボンを身につけるだけで、一体感が強まったりします。

 また、一緒に出かけた思い出として、形に残るという効果もあります。二人で分け合ったお守りは、一緒に旅行に出かけた絆の印でもあるのです。だからペアタイプのお守りは、一人で頂いてきて渡すより、一緒に寺社で授与(お守りは買うという言葉は使わないので「授与」と書いていますが、要するにお金を払ってもらうことです)して頂く方が良いでしょう。

 二人の仲を確かめるために。いつまでも一緒にいられますように。そんな願いをお守りに込めても、素敵かもしれません。



寺社旅研究家 堀内克彦(ほーりー)のプロフィール


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