鏡の法則 (野口 嘉則)
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人間関係は1対1で決まるのではなく、多対多・さらには時間軸まで含めた多次元的なものである。本書のテーマを私なりに解釈すると、このような言葉が当てはまります。
他人があなたに向けて取る態度は、あなたが他人に向けて取った態度。本書が『鏡の法則』と名付けられたのも、そこによります。好きな相手はもちろん、友人関係、親子関係など、全てが連鎖的にあなたを包み込んでいる。ある人に冷たく接すれば、関係のない別の人から冷たく扱われる事がある。これだけ聞けばオカルト的な話にも聞こえますが、本書は簡単な分かりやすい例で、それを教えてくれます。
中身は説教臭い話ではありません。読んで多くの人が涙した(私も不覚にもウルウルきました)、ある親子のエピソードです。いじめられている息子に何も力を貸すことが出来ずに悩んでいた母親が、自分の父親や夫との関係修復を経て、子供にも相談相手として認められるようになる。30分で読める小さな話に感動して、そしてものすごい深い真実に気づかされました。
私自身、好きだった人にばかり目がいってしまい、他の友達を(そんなつもりはないにしても)省みられずに失敗した事がありました。大なり小なり、あなたにもそんな経験はありませんでしょうか?
恋は盲目という言葉もありますが、それだけでは上手くいかない。本書はそうしたことを教えてくれる本でした。
(レビュー:ほーりー)
鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
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