7つの習慣―成功には原則があった!
（スティーブン・R・コヴィー）
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世界中で1500万部以上の大ベストセラーとなった、夢を叶える教科書。７つの習慣のうち、最初の３つは自分を磨く方法、次の３つは他者と関わる心得、そして最後の一つは残りの６つを好循環で回すための意識を解説しています。
決して、恋愛のテクニックを紹介したような本ではありません。しかし人生のあらゆる部分に深く共通する示唆は、下手な恋愛マニュアルなどよりよっぽど恋の助けとなる一冊です（そもそも恋愛の本ではないのに、ここで紹介しているぐらいですから）。
私自身、この本は恋はもちろん、夢の実現、健康、遊び、友人関係など、人生のあらゆるところで活用しています。特に意識しているのは第三の習慣「重要事項を優先する」です。
これは簡単に言うと、日々の忙しさに惑わされず、自分にとって本当に大切なものに力を注ぐということです。私は普段は忙しさには定評（悪評？）のある、システムエンジニアをしています。そして合間をぬって本を執筆したり、テレビに出たり、様々な人と協力してイベントを企画したりもしています。
忙しさという点では、ちょっとトンでもない私生活かもしれません。実際に私はこの本を読むまでは、自分の忙しさにかまけて大切な友達関係をないがしろにする傾向がありました。
「今は忙しいからしかたない」「仕事が一段落付いたら考える」。もしくは逆に「今は恋だけで精一杯」「他人を見る余裕なんて無い」と、あなたもそんな風に大切と分かっていながら、できないでいることはないでしょうか？
もちろん、目の前にあるものを全部やることなど、とうてい出来ることではないでしょう。要はそこに優先付けを行って、本当に大切なものに時間をさく。これが少なくとも私には、革新的な変化をもたらしてくれたのです。
誰でもちょっとの意識で簡単に実現でき、そしてものすごい効果がある。世界中で売れた実績は伊達ではなく、そのくらいシンプルで強力な一冊です。
（レビュー：ほーりー）
7つの習慣―成功には原則があった!
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